PHPをWebサーバ上で、動かすには、Webサーバの設定を行う必要があります。
ここでは、その設定手順について説明します。
Apacheの設定を行うには、「httpd.conf」という設定ファイルを編集します。
httpd.confはテキスト形式のファイルなので、メモ帳などのテキストエディタで開いて編集が可能です。
手順としては、以下のようにします。
① httpd.conf のパックアップをとる
httpd.confは、 Apacheを設定するための重要なファイルです。
そこで、編集する前に元のファイルをバックアップしておきましょう。
httpd. confがあるフォルダに移動し、httpd.confをコピーして、バックアップとわかるようなファイル名を付けます。
たとえば「httpd.conf.org」というファイル名で保存しておきます。
② httpd.conf をテキストエディタで開く
「スタート」メニューから以下のリンクをたどると、テキストエディタが起動し、httpd.confが開きます。
「スター卜」→[すべてのプログラム」→「Apache HTTP Server 2.2」→「Configure Apache Server」→「Edit the Apache httpd.conf Configuration File」
もし起動しない場合は、手動でメモ帳などのテキストエディタを起動し、httpd.confを開いてください。
③ PHPモジュールの追加
行の先頭に「LoadModule」または「#LoadModule」と書いてあるところを見つけてください。
そのような記述の行は連続して複数あります。
その一番下に1行空けて、以下の1行を追加します。
LoadModule php5_module “C:/php5/php5apache2_2.dll”
④ その他の諸設定
・PHPの拡張子と設定ファイルの位置を追加
・ドキュメントの変更
などを設定します。
⑥ ファイルの保存